メイオラニアは地球史上最大のカメとしてよく知られている。発見された化石で最大のものは体長250cmにもなる。

メイオラニアは頭部にも尻尾にも尖った部位がある。これらは恐らく捕食者に対しての防御手段として使われていたものだ。

メイオラニアの名前の意味は「小さな徘徊するもの」だ。元々はトカゲの類だと考えられていたことから来ている名前だと思われる。この類推は化石の頭蓋骨から導かれたものだった。

カメは大きく2種類に分類できる。脊椎の下に首を折りたたむように引っ込めるタイプと、首を横に曲げて収納するタイプだ、しかしメイオラニアは頭蓋骨にトゲ状の部位があるために、このどちらもできない。このカメの謎の1つだ。