発掘地
ジュラシック・ワールド・エボリューション2の全発掘地の一覧。
最終更新日: 2024-05-16
名前 | 場所 | 必要条件 | 期間 | コスト | 化石 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|---|
アブラハムスクラール累層 | アフリカ ┗ 南アフリカ ┗ 北ケープ州 | 4 (ロジスティクス) | 07:50 | $570,000 | x5 x1 | 南アフリカのアブラハムスクラール累層は、同国の国土のほぼ 3 分の 2 を占めるカルー超層群の一部であり、約 2 億 6,800 万年から 2 億 5,900 万年前の時代の岩石層だ。古生物学の分野において、アブラハムスクラール累層の名は恐竜の化石が無数に眠っている場所として有名であり、初期のディノケファルス類、ゴルゴノプス亜目、テロケファルス亜目などの化石が多数発見されているほか、単弓類のエリオットスミシアが史上唯一発見された場所ともなっている。 主に泥岩と砂岩でできており、タピノケファルス (大型の草食恐竜) とエオディシノドン (立派な鼻が特徴の草食単弓類) の群集帯、つまり、こうした恐竜たちの化石が大量に見つかる地層を有している。ティークルーフ累層とエッカ層群の間に位置する累層で、緑がかった灰色から赤褐色までの幅広い色彩を示す。 主に恐竜の化石で知られているが、ダドキシロンやシゾネウラ・アフリカーナなどの植物、リネスクスなどの初期の両生類、軟体動物、魚など、さまざまな歴史的動植物も見つかっている。 |
アントラー累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ オクラホマ州 | 11 (ロジスティクス) | 07:00 | $850,000 | x2 x2 水棲哺乳類の化石 $130,000 x1 $130,000 x1 金 $230,000 x1 $230,000 x1 | アントラー累層は、オクラホマ州、アーカンソー州、そしてテキサス州にまたがる大きな地層だ。主に泥岩、粘土、砂岩から構成されている。1 億 1500 万年前の累層で、厚さはおよそ 150 メートル。さまざまな魚や爬虫類、両生類や初期の哺乳類の化石がかなりの数発見されてきたが、最も有名な発掘はアクロカントサウルスの化石だ。ここで発掘されたアクロカントサウルスの化石はたった 1 つではあるが、過去に発掘された同種の化石の中では最も大きく、また、唯一の完全な頭蓋骨も含まれる。 アントラー累層は、近くのツイン山地累層と同時代のものであり、トリニティ地層に含まれる。これらの地層からアクロカントサウルスや他の特定の恐竜の化石が発見されたことから、2 つの地層は年代が近く、環境も似ていたことが示されている。 |
バハリヤ累層 | アフリカ ┗ エジプト ┗ ジャバル・アル・ガルビ | 13 (ロジスティクス) | 08:30 | $2,000,000 | x1 x2 x1 x2 x1 キノコ類の化石 $40,000 x2 $40,000 x1 $40,000 x1 ロジウム $90,000 x2 $90,000 x1 | バハリヤ累層は、エジプトの西部砂漠地帯にある岩盤の堆積だ。エル・ヘイズ累層およびエル・ナクブ累層が上に堆積しており、下は基盤になっている。名前は 1962 年にサイードによって近傍のバハリヤオアシスから付けられた。層序の範囲は 9400 万年前から 1 億年前のセノマニアン前期に相当する。 低地ながら広大な基礎を形成し、堆積物は海面の上昇と下降に由来する連続的な層から成っている。主に砂岩で構成され、痕跡にはシルト岩と泥岩も見られる。 この場所はアフリカで最も生産的な化石採掘場の 1 つとして知られている。鱗竜亜綱、竜脚類、獣脚類など、さまざまな化石がバハリヤ累層から産出している。大型の捕食魚を含む魚類の化石もたくさんある。これほど発掘物が豊富だが、最も研究されていない場所の 1 つだ。 |
バインシレ累層 | アジア ┗ モンゴル ┗ ゴビ砂漠 | 4 (ロジスティクス) | 07:00 | $510,000 | x5 x1 x1 | およそ 8,600 万年から 1 億 2,000 万年前の白亜紀に形成されたバインシレ (バヤンシレと呼ばれることもある) 累層は、モンゴル北部に見られる岩の地層である。バルーンバヤン累層の上、ジャヴラント層の下に位置し、主に粘土岩と砂岩から成り、厚さは約 300 m に達する。 バインシレ累層は、その驚くべき生物多様性によって知られている。多くの化石が発見されており、体長 11 m、体重 7 トン以上にもなる大型のオル二ソミモサウルス類であるデイノケイルスをはじめとして、恐竜も様々な種類が見つかっている。専門家は、ここで発見される古生物は、白亜紀後期のチューロニアンからカンパニアン初期のものが大半を占めていると考えている。 2019 年にハドロサウルス上科のゴビハドロスが発見されたのをはじめとして、バインシレ累層からは他にもアンキロサウルス科のマレエヴスやアムトサウルス、各種竜脚類、ケラトプス科のグラキリケラトプスなどが発見されている。また、多くの翼竜や亀、哺乳類、魚類の化石も眠っているため、古生物学的発掘調査が盛んに行われている。 |
ビッセクティ累層 | アジア ┗ ウズベキスタン ┗ キジルクム砂漠 | 6 (ロジスティクス) | 07:00 | $760,000 | x1 x2 x2 サンゴの化石 $40,000 x2 恐竜の卵 $390,000 x1 $390,000 x1 | ビッセクティ累層は、ウズベキスタンのキジルクム砂漠のジャラクドク断崖に位置している。アイティム累層の下、ジェイランテュイ累層の上にあり、9000 万年前の白亜紀後期 (チューロン階からコニアシアン階) から堆積している。この累層は 2 つのユニットから構成されている: この地域はもともと沿岸で、いったん引いた海水がまた次の時期に戻ったことで形成された。主に砂岩で構成されている。 最古のオルニトミムス獣脚類恐竜の化石の一部がこの場所から発見されている。ユーラシアのおいてチューロニアン陸生動物相が最も豊富な地としても知られている。ここではワンステム有袋類を含む獣類の動物相もたくさんある。 海生、淡水生、陸生といった幅広い範囲の化石がこの地域で発見されている。これには節足動物、軟体動物、カメ、両生類、魚類、ワニ形上目、トカゲ、哺乳類、そして恐竜が含まれている。 |
ブライスデール累層 | オーストラリア ┗ オーストラリア ┗ クイーンズランド | 4 (ロジスティクス) | 05:00 | $180,000 | x4 x3 x3 オスミウム $110,000 x2 | ブライスデール累層は、オーストラリア北東部のクイーンズランド州に位置する。この地層は白亜紀前期のもので、ミンミ属の名前の由来となったミンミ クロッシングが存在する。 この地層は、主にシルト岩と泥岩、そして砂岩と石炭で構成されている。 |
ボーンバレー累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ フロリダ州 | 13 (ロジスティクス) | 08:30 | $2,160,000 | x4 x3 x3 | アメリカ南東海岸のフロリダ州にあるボーンバレー累層は、ここから発掘された膨大な化石により、古生物学の世界で重要な位置を占めている。およそ 1000~1500 万年前の中新世にさかのぼるこの地層は、砂、泥灰土、粘土から成るために灰褐色の外観をしており、厚さは最大で 30 m に達する。 この地層からは多種多様な生物が発見されているが、その多くは恐竜が絶滅したずっと後に生息していた種だ。地元の発掘家たちにより、先史時代の亀、馬、猫などが発見されているが、ボーンバレー累層はリン酸塩を多く含んでいるため、発掘された標本の多くは保存状態が非常に良い。 ボーンバレー層から発掘された動物の中でも特に注目すべきはメガロドンだ。体長 16 m 以上にまで成長するこの巨大ザメは、地球上にこれまで存在した中で最も恐ろしい捕食動物のひとつである。この地層からは、メガロドンの幼魚の歯も多数発見されている。 |
カンデレーロス累層 | 南アメリカ ┗ アルゼンチン ┗ ネウケン州 | 11 (ロジスティクス) | 07:00 | $850,000 | x7 x5 x4 レニウム $110,000 x2 水生植物の化石 $230,000 x1 $230,000 x2 $230,000 x3 | カンデレーロス累層はアルゼンチンのリオ・ネグロ州、ネウケン州、メンドーサ州に位置している。この累層の名前は近傍のカンデレーロス丘に由来する。ネウケン層群の最も古い部層であり、ウインクル層の下、ローハン・キュラ累層の上に堆積している。その歴史は 1 億年前、白亜紀後期のセノマニアン期までさかのぼる。 この累層は複雑な河系から形成され、主に砂岩と礫岩から構成されている。それに加えてシルト岩 (沼地からと考えられる) や堆積地盤も見られる。この環境はエジプトのバハリヤ累層やモロッコのケムケム層で見つかる環境と比較される。 この累層から見つかる動物相の化石は幅広く、魚類、カエル、ヘビ、カメ、哺乳類、そしてさまざまな恐竜が発見されている。保存状態の良い恐竜の足跡もココルコム砂漠で発見されている。 |
カンジュール | ヨーロッパ ┗ フランス ┗ カンジュール | 5 (ロジスティクス) | 05:30 | $440,000 | x2 x1 x2 ロジウム $90,000 x2 サメの化石 $130,000 x1 $130,000 x1 $130,000 x1 | カンジュールはフランス南東にあるポートランド ストーンの高原に建設された軍のキャンプ。ポートランド ストーンはジュラ紀後期の石灰岩で、名前の由来は主な産出地であるドーセットのポートランド島。暖かく海水が浅い地域に徐々に堆積して形成される堆積岩である。ポートランド ストーンはポピュラーな建材であり、産出地では恐竜の化石が発見されることが多い。 |
シーダー・マウンテン累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ユタ東部 | 6 (ロジスティクス) | 04:00 | $380,000 | x1 x1 x1 x1 x1 x2 x4 x3 x3 x9 x4 x2 クルロタルシ類の化石 $40,000 x1 魚類の化石 $90,000 x1 プラチナ $450,000 x1 | シーダー・マウンテン累層は、ユタ州東部にある累層だ。ウィリアム・リー・ストークス氏が 1944 年に初めて調査したシーダー・マウンテンにちなんで名前が付けられた。モリソン累層の上、ナチュリタ累層の下に堆積しており、歴史は 1 億 2000 万年前の白亜紀前期までさかのぼる。 この累層は、河、湖、氾濫原からの堆積物を含む非海成堆積物の層から形成されている。 この場所の恐竜の化石に対する研究は 1990 年代まで開始されなかった。今のところ発見物は 2 つの異なるセットを形成すると考えらる。下部層は同時代のヨーロッパの恐竜に似たより古い恐竜を含み、上部層の発見物はより最近のアジアの恐竜に似ている。この不一致は北アメリカが西方に動いた時の大陸移動によって生じたものだ。 白亜紀前期の化石が最も多く見つかる場所の 1 つとして知られ、幅広い種の恐竜、魚類、両生類、鳥類、哺乳類などが発見されている。 |
セーロフォルタレザ累層 | 南アメリカ ┗ アルゼンチン ┗ サンタクルス州 | 12 (ロジスティクス) | 08:30 | $3,400,000 | x5 x4 脊索動物の化石 $40,000 x3 $40,000 x2 $40,000 x2 水生植物の化石 $230,000 x1 $230,000 x1 | セーロフォルタレザ累層は、パタゴニアの最南端、アルゼンチンのサンタクルス州で発見される。時代は白亜紀後期までさかのぼり、河川作用 (水流による物質の運搬・堆積) で形成されたであろう砂岩が主な構成物だ。数多くのティタノサウルスの個体が発見されており、その中にはプエルタサウルスや近年発掘されたドレッドノータスも含まれる。 |
シュニーニ累層 | アフリカ ┗ チュニジア ┗ タタウイヌ | 13 (ロジスティクス) | 10:00 | $4,000,000 | x1 x3 x2 オパール化した化石 $130,000 x1 プラチナ $450,000 x1 $450,000 x1 | シュニーニ累層は北アフリカの南チュニジアのタタウイヌ県にある。アイナ・アル・ジエータ層群の部層であり、1 億 1000 万年前の白亜紀前期のアルビアンから堆積している。この累層は深さ 50 メートル。 主に粗い砂岩で構成され、泥岩と礫岩も見られる。白亜紀初期にこの地域は沼地と水たまりのある湿地であったと思われる。砂州や運河の堆積物から、サハラ中部からテティス南岸に流れる広い川があったことがわかる。 この累層には魚類、カメ、ワニ、そして恐竜の化石が多く含まれる。シダの葉などの植物の存在を示すものもある。 |
クリーブランド・ロイド発掘地 A | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ユタ | 7 (ロジスティクス) | 05:30 | $480,000 | x2 x1 x1 x2 x1 x1 キノドン類の化石 $40,000 x1 銀 $130,000 x1 埋蔵された財宝 $640,000 x1 | クリーブランド・ロイド発掘地は、ジュラ紀の化石が最も多く見つかるエリアを擁する場所の 1 つとして有名だ。ユタ州のクリーブランド近くにあるサン・ラファエル・スウェルに位置し、1965 年 10 月、国立自然ランドマークとして宣言された。この採石場は 19 世紀末に牧畜民たちによって発見されたが、1927 年になって初めてユタ大学のチームが調査隊を送り、約 800 個の骨が発掘された。 この発掘地はさらに大きなモリソン累層の一部で、河系からの泥岩により構成されている。恐竜が深い泥から抜けだせなくなり莫大な数の死体が蓄積されていく《捕食者の罠》であったと考えられる。一方、この《共同墓地》は干ばつや他の災害によるとの説もある。 多種多様な化石が発見されており、植物、腹足類、脊索動物、そして恐竜が見つかる。 |
クリーブランド・ロイド発掘地 B | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ユタ | 11 (ロジスティクス) | 05:30 | $1,400,000 | x3 x1 x1 x1 x2 x2 キノドン類の化石 $40,000 x4 銀 $130,000 x1 | クリーブランド・ロイド発掘地は、ジュラ紀の化石が最も多く見つかるエリアを擁する場所の 1 つとして有名だ。ユタ州のクリーブランド近くにあるサン・ラファエル・スウェルに位置し、1965 年 10 月、国立自然ランドマークとして宣言された。この採石場は 19 世紀末に牧畜民たちによって発見されたが、1927 年になって初めてユタ大学のチームが調査隊を送り、約 800 個の骨が発掘された。 この発掘地はさらに大きなモリソン累層の一部で、河系からの泥岩により構成されている。恐竜が深い泥から抜けだせなくなり莫大な数の死体が蓄積されていく《捕食者の罠》であったと考えられる。一方、この《共同墓地》は干ばつや他の災害によるとの説もある。 多種多様な化石が発見されており、植物、腹足類、脊索動物、そして恐竜が見つかる。 |
クローバリー累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ユタ | 6 (ロジスティクス) | 05:30 | $480,000 | x2 x2 x1 x3 x2 x1 サンゴの化石 $40,000 x1 鳥類の足跡 $90,000 x1 恐竜の卵 $390,000 x1 | クローバリー累層は、アメリカ西部のモンタナ州、ワイオミング州、コロラド州、ユタ州にわたって広がっている。1904 年、ワイオミング州ビッグホーン盆地の郵便局にちなんで N.H. ダートン氏が名付けた。この累層はサーモポリス頁岩の下にあり、モリソン累層の上にある。厚さは 46 メートルから 122 メートルと異なる。1 億 1500 万年前、白亜紀前期のアプチアン階から始まる。 この累層は泥岩で形成され、礫岩、粘土、砂岩も見られる。この地域は沖積堆積物および氾濫原の堆積物から構成され、河や池の痕跡もある。 この累層は 3 つの部層から構成される。最下部層ははリトルシープ泥岩部層だ。プライヤー礫岩層はビッグホーン盆地の北に位置する。最上層はハイムズ部層だ。 恐竜の卵、哺乳類、魚類をはじめとした豊富な化石がこの地域で発見されている。 |
コール・オイル・キャニオン | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ カンザス | 6 (ロジスティクス) | 07:00 | $760,000 | x2 x1 x2 | アメリカ・カンザス州のコール・オイル・キャニオンは、近隣のヘルクリーク累層ほど恐竜化石が豊富ではないものの、それなりに先史時代の発見が多い場所である。 この渓谷の名前は、近くの泉が油膜を張ったように輝いていることに由来している。灰色の頁岩を主成分とするこの累層からは、首長竜の一種であるスティクソサウルスをはじめとした多くの海生爬虫類が発掘されており、さまざまな化石が眠っている。 最大で体長 11m に及び、大きく鋭い歯を持つスティクソサウルスは、餌を丸呑みすることができる恐ろしい捕食者であった。その獰猛な姿は名前にも表れており、スティクスドラゴンやハイドロロスといった架空の獣が住むギリシャ神話の冥界の川「スティクス」が由来となっている。 |
ダイナソー国定公園 A | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ユインタ山地 | 7 (ロジスティクス) | 04:00 | $390,000 | x1 x2 x2 x1 x1 x2 x2 x1 x1 脊索動物の化石 $40,000 x1 カメの化石 $40,000 x1 水生植物の化石 $230,000 x1 $230,000 x1 | ダイナソー国定公園は、コロラド州とユタ州の州境に沿ったユインタ山地にあるモリソン累層の中に位置する。ウッドロウ・ウィルソン大統領により 1915 年 10 月 4 日に国定公園に指定された。古くは 1 億 5000 万年前のジュラ紀後期の化石が見つかる。この公園には 800 を超える古生物学サイトがある。 化石層は砂岩で、川底からの礫岩もある。この領域は 20万エーカーに及ぶ。 骨層は 1909 年にカーネギー自然史博物館職員のアール・ダグラスによって発見された。彼のクルーは何千もの化石を発掘した。 この地域は古生物学サイトの他にもフリーモント文化やウテ族やショショーニ族の人々の先史時代の遺跡がある。 爬虫類やワニをはじめ、さまざまな化石がこの地域で発見されている。 |
ダイナソー国定公園 B | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ユインタ山地 | 8 (ロジスティクス) | 07:00 | $780,000 | x2 x2 x1 カメの化石 $40,000 x2 | ダイナソー国定公園は、コロラド州とユタ州の州境に沿ったユインタ山地にあるモリソン累層の中に位置する。ウッドロウ・ウィルソン大統領により 1915 年 10 月 4 日に国定公園に指定された。古くは 1 億 5000 万年前のジュラ紀後期の化石が見つかる。この公園には 800 を超える古生物学サイトがある。 化石層は砂岩で、川底からの礫岩もある。この領域は 20万エーカーに及ぶ。 骨層は 1909 年にカーネギー自然史博物館職員のアール・ダグラスによって発見された。彼のクルーは何千もの化石を発掘した。 この地域は古生物学サイトの他にもフリーモント文化やウテ族やショショーニ族の人々の先史時代の遺跡がある。 爬虫類やワニをはじめ、さまざまな化石がこの地域で発見されている。 |
ダイナソーパーク累層 A | 北アメリカ ┗ カナダ ┗ アルバータ | 1 (ロジスティクス) | 02:30 | $40,000 | x1 x1 針葉樹の化石 $40,000 x1 両生類の化石 $130,000 x1 | ダイナソーパーク累層は、アルバータ州南部にあるベリー・リバー層群の一番上の層を形成している。下にはオールドマン累層、上にはベアパウ累層が堆積し、その歴史は 7600 万年前、白亜紀後期のカンパニアンまでさかのぼる。 名前はユネスコ世界遺産である州立恐竜公園に由来する。この公園は 1955 年 6 月 27 日のアルバータ州の 50 周年記念祭に設立された。この場所は化石層を保護するために作られた。発掘された化石の重要性を理由に 1979 年 10 月 26 日にユネスコ遺産に登録された。 この累層の堆積物は泥岩とシルト岩に加えて砂岩から成る。堆積物は西側に位置する山々への浸食によるものだ。堆積物はベアパウ海に流れる河系によって運ばれた。この海は西部内陸海路の一部を形成した。 この地域は化石の発見が多く、植物、魚類、カメ、ワニ、そして恐竜の化石が見つかっている。軟組織が残った化石も発見されている。 |
ダイナソーパーク累層 B | 北アメリカ ┗ カナダ ┗ アルバータ | 5 (ロジスティクス) | 04:00 | $200,000 | x1 x1 x1 x1 x1 x1 x1 x1 x1 針葉樹の化石 $40,000 x1 プラチナ $450,000 x1 | ダイナソーパーク累層 A |
ダイナソーパーク累層 C | 北アメリカ ┗ カナダ ┗ アルバータ | 6 (ロジスティクス) | 04:00 | $400,000 | x2 x1 x1 x2 x2 x1 恐竜の足跡 $230,000 x3 プラチナ $450,000 x1 | ダイナソーパーク累層 A |
ジャドフタ累層 | アジア ┗ モンゴル ┗ ゴビ砂漠 | 8 (ロジスティクス) | 07:00 | $820,000 | x2 x1 x1 | ジャドフタ累層は、中央アジアのゴビ砂漠にある地層で、恐竜の化石が大量に存在することで有名だ。主に砂岩と泥岩からなるジャドフタ累層には、特徴的な 2 つの層が含まれている。赤みがかった鮮やかなオレンジ色が特徴の下部バイン・ザク部層と、淡いオレンジグレーの色合いの上部ツグリキン部層だ。 この累層は白亜紀後期の 7,500 から 7,100 万年前に形成されたもので、この時代の驚くほど多様な化石が発見されている。考古学的な調査によって、先史時代のカメ、両生類、トカゲ、哺乳類、翼竜属アズダルコ科などが発見されているが、ジャドフタ累層は、恐竜の化石の多さでその名を知られている。 ジャドフタ累層で最もよく見られる恐竜は、強力な草食恐竜プロトケラトプスだが、ピナコサウルスやヴェロキラプトル、さらにサウロポダ、ティラノサウルス科、トロオドン科の中間種なども発掘されている。ジャドフタ累層からは、合計で 40 種類以上の恐竜が発見されている。 |
エッグマウンテン | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ モンタナ | 6 (ロジスティクス) | 05:30 | $540,000 | x4 x3 x3 銀 $130,000 x1 埋蔵された財宝 $640,000 x1 | エッグマウンテンは、特に興味深いサイトで、モンタナ州のツー・メディスン累層の露頭だ。チョトーの町のすぐ南に位置する。この場所は 8000 万年前、白亜紀後期から始まった。 この場所は主に砂岩で、かつて季節によっては半乾燥環境で、白亜紀内陸海路に沿った海岸平野であったと考えられている。 1978 年にマリオン・ブランドヴォルドがいくつかの骨を発見し、それらをジャック・ホーナーとボブ・マケラが新種のハドロサウルスと判定しマイアサウラと名づけた。卵、胎児、新生および幼体の恐竜の標本が多数見つかるなどを含め、今までに一番集中して恐竜の化石の発見があったサイトである。これらの発見は、恐竜が子育てをしていたという初めての証拠となり、新種の恐竜の名前に影響を与えた。哺乳類やトカゲの化石もこの場所から発掘された。 |
フォックス・ヒルズ累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ サウスダコタ州 | 13 (ロジスティクス) | 08:30 | $2,280,000 | x2 x2 x1 ヘビの化石 $90,000 x1 $90,000 x2 オパール化した化石 $130,000 x1 $130,000 x1 $130,000 x1 | 北米大陸に位置するフォックス・ヒルズ累層は、カナダのアルバータ州からアメリカのコロラド州にわたり、約 7000 万年前まで遡る。有名なモンタナ州のヘルクリーク累層に覆われており、白亜紀後期の地層では最上位にあたる。サウスダコタ州フォート ピエールのフォックス・ヒルズにちなんで名付けられた。 主に黄色と灰色の砂岩で形成されているこの累層は、ティラノサウルスやモササウルス科の海生捕食恐竜を始めとするさまざまな恐竜や爬虫類の生息地であったが、同時に多くのアンモナイトの堆積でも有名な場所である。 |
フレンチマン累層 A | 北アメリカ ┗ カナダ ┗ サスカチュワン | 4 (ロジスティクス) | 04:00 | $85,000 | x3 x1 x1 x1 x1 x2 x2 被子植物の化石 $40,000 x2 $40,000 x1 キノコ類の化石 $40,000 x1 頭足類の化石 $180,000 x1 | フレンチマン累層は、サスカチュワン州南部とアルバータ州南東部のサイプレス・ヒルズのカナダ西部の堆積盆地に位置する。名前はフレンチマン川に由来し、1942 年に G. M. ファーニバルによって命名された。レイヴンスクラッグ累層の下、およびバトル累層、ホワイトマッド累層、イーストエンド累層、ベアパウ累層の上に堆積しており、その歴史は 7000 万年前、白亜紀後期のマーストリヒチアン後期にさかのぼる。 この累層は主に砂岩で構成されているが、粘土岩と鋳物粘土礫岩の堆積物もある。記録された最大の厚さは 113 メートルだ。 この累層の古気候の推定は摂氏 12 度から 14 度で、亜熱帯気候だった。 たくさんの (さまざまな年齢の) トリケラトプスや他のケラトプス科、恐竜の動物相、そして両生類や魚類が発見されている。腹足類やその他の無脊椎動物も発見されている。また、植物の標本が豊富な場所でもあり、さまざまな場所でシダやイチョウなどが見つかっている。 |
フレンチマン累層 B | 北アメリカ ┗ カナダ ┗ サスカチュワン | 13 (ロジスティクス) | 08:30 | $3,400,000 | x1 x2 x1 キノコ類の化石 $40,000 x2 頭足類の化石 $180,000 x1 | フレンチマン累層 A |
ガーデン・パーク | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ コロラド | 8 (ロジスティクス) | 05:30 | $510,000 | x2 x2 x2 x2 x2 x2 鳥類の足跡 $90,000 x2 レニウム $110,000 x1 | ガーデン・パークはコロラド州にあり、現在は正式にガーデン・パーク古生物学的資源エリアとして知られている。この地域はさらに大きなモリソン累層の一部で、1 億 6000 万年前のジュラ紀から堆積している。この地域はジュラ紀の発見物や 19 世紀末の化石戦争から知られている。 累層の上部ユニットは主に泥岩で、砂岩も見られる。下層は赤色泥岩だが、薄い砂岩の堆積物もある。ガーデン・パークはロッキー山脈形成時の岩侵食によって形成された。 フェルチ発掘地 1 サイトは発見された正基準標本の数の多さで有名だ。正基準標本とは原記載の中で指定された一つの標本だ。 この地域に点在する発掘地は、恐竜の化石が豊富なだけでなく、爬虫類、両生類、哺乳類、硬骨魚綱の化石も多いことが分かっている。 |
ゴースト・ランチ | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ニューメキシコ | 4 (ロジスティクス) | 04:00 | $340,000 | x4 x3 x3 キノドン類の化石 $40,000 x2 $40,000 x1 $40,000 x2 | アメリカのニューメキシコ州にあるゴースト累層は、長老派教会が運営する大規模な教育センターであるゴースト・ランチの一部を成している。形成は約 2 億年前まで遡り、約 1000 個体が発見されたという、化石発掘量でも有名である。 20 世紀、著名な古生物学者エドウィン・H. コルバートがこのエリアを調査し、単一属コエロフィシスの膨大な量の標本を発見した。その後の分析により、ゴースト累層には多数の獣脚類恐竜を含む幅広い属の堆積が明らかになった。 |
鍋底坑累層 | アジア ┗ 中国 ┗ 新疆ウイグル自治区 | 4 (ロジスティクス) | 07:00 | $510,000 | x4 x1 x1 | ペルム紀末から三畳紀初頭にさかのぼる鍋底坑累層は、倉房溝層群に属し、中国北西部の新疆ウイグル自治区に分布している。この累層は、主に灰色、紫色、緑色の泥岩からなるが、シルト岩や砂岩も含まれている。韮菜園累層と重なり、大龍口背斜の北縁では厚さ 200m 以上に達する。 鍋底坑累層は古生物学的発見の宝庫で、ジムサリア、ターファノドン、ディキノドン類のディイクトドンなど、多様な種の化石が発見されている。 中でも最も有名なのは、約 2 億 5,000 万年前に生息していたディキノドン類の獣弓類、リストロサウルスだ。草食で大きな牙のような歯と角のあるくちばしが特徴的なリストロサウルスは鍋底坑累層の上部から出土しているが、多くの場合、その上にある韮菜園累層で発見される。 |
ハンソン累層 | 南極大陸 ┗ 南極大陸 ┗ カークパトリック山 | 10 (ロジスティクス) | 04:00 | $340,000 | x4 x3 x3 甲殻類の化石 $40,000 x2 $40,000 x1 $40,000 x2 イチョウの化石 $90,000 x1 $90,000 x1 $90,000 x1 | 南極大陸のハンソン累層は、海抜約 15000 フィートに達するカークパトリック山に位置している。この地域ではスノー・ヒル累層と並んで、恐竜の化石が発見された岩石群 2 つのうちの 1 つである。 この累層は白亜紀後期まで遡るが、当時の気候は現在と大きく異なり、高湿度な上に気温は 18 度前後であった。小型翼竜から大型竜脚類に至るまで、幅広い種類の恐竜や他の動物がこの累層から発掘されている。 |
ヘルクリーク累層 A | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ モンタナ | 4 (ロジスティクス) | 04:00 | $100,000 | x4 x2 x1 x1 x1 x1 x1 x1 x1 x3 クルロタルシ類の化石 $40,000 x2 プラチナ $450,000 x1 | ヘルクリーク累層は、世界で最も有名な (そして最も研究された) 恐竜化石サイトの 1 つだ。この累層は、モンタナ州、ノースダコタ州、サウスダコタ州、ワイオミング州にまたがっている。名前はモンタナ州のジョーダン近郊のヘルクリークで発見された露頭に由来する。この累層は、フォート・ユニオン累層の下、かつフォックス・ヒルズ累層の上に堆積している。化石は白亜紀後期のマーストリヒチアン階、および古第三紀のダニアン階に分布する、1 億 4500 万年前から 6500 万年前のものだ。 岩盤は主に粘土岩と泥岩、砂岩だ。ワニ類の化石からはここが亜熱帯気候であったことが分かり、海岸平野、氾濫原、広大な河と池の証拠も見つかっている。これらは、白亜紀中期から古第三紀初期の間北アメリカ大陸を分断していた大きな内海である西部内陸海路に繋がっていた。 モンタナ州ボーズマンのロッキー博物館にはこの累層からの化石が世界で最も多く保管されている。 ここではいろいろな恐竜の発掘物の他に、無脊椎動物、両生類、魚類、爬虫類、カメ、トカゲ、ヘビ、哺乳類の化石が発見されている。 |
ヘルクリーク累層 B | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ モンタナ | 6 (ロジスティクス) | 04:00 | $400,000 | x1 x1 x2 x2 x1 x1 オパール化した化石 $130,000 x2 | ヘルクリーク累層 A |
ヘルクリーク累層 C | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ モンタナ | 13 (ロジスティクス) | 08:30 | $2,000,000 | x1 x1 クルロタルシ類の化石 $40,000 x1 | ヘルクリーク累層 A |
ホースシュー・キャニオン累層 A | 北アメリカ ┗ カナダ ┗ アルバータ | 5 (ロジスティクス) | 04:00 | $200,000 | x1 x1 x1 x1 x2 x2 x9 x4 x2 アンモナイトの化石 $90,000 x1 イリジウム $110,000 x1 | ホースシュー・キャニオン累層はアルバータ州南西部にあり、ホワイトマッド累層の下、ベアパウ累層の上に堆積している。より大きなエドモントン層群の一部であり、7200 万年前から 6600 万年前、すなわち白亜紀後期のカンパニアンからマーストリヒチアン前期までさかのぼる累層だ。名前は、この荒地の特色であるホースシュー・キャニオンに由来している。 この累層は砂岩、泥岩、頁岩、石炭を含む様々な堆積物から構成されている。累層には氾濫原、河口、石炭沼地、海水が含まれる。 様々な種類の堆積物があるということは、多種の恐竜に加え、哺乳類、爬虫類、両生類、植物、魚類、および無脊椎動物の化石がここで発見されているということである。カメやワニの化石が比較的に少なく、この累層の形成時に気候がより寒冷であったことを示している。しかし、最新の研究では多様性の少なさは土壌の水捌けの状態の変化に起因することが発見された。 |
ホースシュー・キャニオン累層 B | 北アメリカ ┗ カナダ ┗ アルバータ | 10 (ロジスティクス) | 07:00 | $800,000 | x4 x3 x3 x4 x3 x3 アンモナイトの化石 $90,000 x2 イリジウム $110,000 x2 | ホースシュー・キャニオン累層 A |
ハイス累層 | ヨーロッパ ┗ イギリス ┗ ケント | 9 (ロジスティクス) | 07:00 | $1,600,000 | x3 x2 x2 糞石 $40,000 x2 $40,000 x2 $40,000 x1 金 $230,000 x1 $230,000 x1 | ハイス累層は、サセックスのウィールデン地方からイースト・アングリアのロンドン-ブラバント山塊に広がる前期緑色砂群のサブユニットである。時代は白亜紀前期までさかのぼり、主に砂岩、砂、泥岩、そして石灰岩で構成されている。 |
イグアノドン鉱山 | ヨーロッパ ┗ ベルギー ┗ ベルニサール | 9 (ロジスティクス) | 07:00 | $1,600,000 | x4 x3 x2 針葉樹の化石 $40,000 x3 $40,000 x2 $40,000 x2 恐竜の足跡 $230,000 x1 $230,000 x1 | ベルギーのベルニサールにあるサント・バルブ坑道は、俗に《イグアノドン鉱山》の名で知られている炭鉱だ。1878 年に、何十ものイグアノドンの全身骨格化石という驚くべき発見があったのだ。複数の個体が 1 つのエリアに集中しているという事実から、当時はイグアノドンが群れで行動する動物であるという説が有力だった。しかし、他にも鉄砲水や土石流によって複数の個体が一気に流され埋められたという説も否定できない。 少なくとも 38 体の化石が発見されたが、洪水や第一次世界大戦の混乱のせいで、現場の発掘作業が最後まで完了することはなかった。 |
イレンダバス累層 | アジア ┗ 中国 ┗ 内モンゴル | 6 (ロジスティクス) | 05:30 | $640,000 | x2 x3 x2 x2 x1 x9 x2 x1 シダの化石 $40,000 x2 $40,000 x1 $40,000 x1 ヘビの化石 $90,000 x2 $90,000 x1 | イレンダバス累層は内モンゴルのイレンノルに位置し、1 億年前の白亜紀後期のセノマニアン期までさかのぼる。この累層はアルシャント累層の上に広がっている。ここでは 1922 年に初めて恐竜が発見されたが、収集物の研究はまだ完全には終わっていない。 1988 年と 1990 年にカナダと中国のチームが複合研究を行ったことで、さまざまな発見がされ、この場所に対する関心が再び高まった。 この累層は粘土岩とシルト岩の混ざった砂岩で構成され、堆積物は網状に広がっていた河や細流から来たものだ。湿度の高い地域だったと考えられ、このことは、類似の発掘地に比べて恐竜が巨大化傾向にあることの要因かもしれない。 ここでは恐竜の卵やカメの化石が発掘されている。恐竜や微小化石が多く見つかる場所でもある。 |
イスチグアラスト累層 | 南アメリカ ┗ アルゼンチン ┗ サンフアン州 | 4 (ロジスティクス) | 04:00 | $190,000 | x4 x2 x1 イチョウの化石 $90,000 x2 水棲哺乳類の化石 $130,000 x1 | イスチグアラスト累層は、アルゼンチン北西部のサンフアン州に位置し、イスチグアラスト州立公園とタランパジャ国立公園に広がっている。 この累層の現在の地形が地球ではなく月の表面に似ていることから、別名《月の谷》とも呼ばれており、元の名も《死の土地》という意味を持つ。今でこそ岩だらけの砂漠のようではあるが、以前はさまざまな種類の動植物が生息する豊かな氾濫原であったと推測されている。 この累層は、おそよ 2 億 3000 万年前の三畳紀後期の化石がかなりきれいなまま埋まっている場所のひとつだ。過去にはキノドン類やリンコサウルス、偽顎類の貴重な化石が発掘されており、これは特に哺乳類の進化を示す証拠となっている。さまざまな種類の植物や木の化石など、幅広い植物相が発見されたおかげで、この土地は三畳紀の生態系を把握する上で非常に重要な役割を担ってきた。イスチグアラスト累層では他にも、ヘレラサウルスなどの最古の恐竜種の化石が発見されている。ヘレラサウルスが生息した時代が、恐竜系統樹の中のいわゆる鳥盤類と竜盤類の分岐点よりもさらに前にさかのぼることから、その化石の発見は恐竜進化論において、非常に重要、かつ、時には議論の的となる要素となっている。 |
ワイト島 | ヨーロッパ ┗ イギリス ┗ サウスコースト | 5 (ロジスティクス) | 04:00 | $240,000 | x5 x4 x3 x2 x1 x1 キノドン類の化石 $40,000 x2 $40,000 x1 埋蔵された財宝 $640,000 x1 | ワイト島は、ヨーロッパで最も豊かな恐竜の化石発掘地であり、ウェセックス累層とウィールデン層群の地層を含んでいる。イギリスの南岸沖に位置し、その歴史は 1 億 3000 万年前の白亜紀前期までさかのぼる。 かつては現在の北アフリカの場所に位置し、1000 万年の間そこに留まっていた。 この地域はかつて亜熱帯気候で、湿地帯や池を含む大きな沿岸渓谷だった。泥岩の堆積物が一番多く、砂岩が狭在している。 このサイトからは多数の恐竜の化石が見つかっており、20 種類を超える恐竜が発見されているためヨーロッパで最も豊富なサイトのうちの 1 つだ。恐竜の足跡も、コンプトン・ベイに行くと見られる。鳥類、カメ、ワニ、哺乳類の化石も発見されている。 |
ジャヴェリナ累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ テキサス州 | 4 (ロジスティクス) | 07:30 | $540,000 | x4 x3 x3 x5 x4 | テキサス州にあるジャヴェリナ累層はトルニロ層群の一部であり、約 7000 万年前から 6600 万年前の白亜紀後期まで遡る。数多くの恐竜の化石が発掘されていることで有名であり、トロオドン、クリトサウルス、頂点捕食者であるティラノサウルスの化石がすべてジャヴェリナ累層から見つかっている。また、翼竜のケツァルコアトルスと角竜類のブラヴォケラトプスの化石も発見されている。 ジャヴェリナ累層は主に砂岩、泥岩、シルト岩から成り、紫色と赤色の独特な色合いをしており、ブラック ピークス累層とアグハ累層の中間に位置する。この 2 つの累層も化石が豊富に含まれていることで有名だ。 恐竜以外にも、様々な動植物の化石が発掘されている。ロンボダスやアカエイ属といった先史時代のエイの標本も見つかっており、植物の化石も多数存在することから、白亜紀後期のジャヴェリナ累層は森林地帯だったと推測されている。 |
イェナ累層 | ヨーロッパ ┗ ドイツ ┗ ザクセン・アンハルト | 4 (ロジスティクス) | 07:30 | $540,000 | x6 x1 x1 | イェナ累層は、ムシェルカルク層群に属する 6 つの地層の一つで、ドイツのテューリンゲン州に位置している。形成されたのは今から約 2 億年から 2 億 3 千万年前の三畳紀後期で、最も厚い部分は 100 メートルを超え、石灰岩、砂岩、泥岩、シルト岩、頁岩の層から成るために色はくすんだ灰褐色を呈している。 多くの化石が発見されているこの地層は、古生物学的に見て重要である。恐竜はまだ見つかっていないが、アンモナイトや二枚貝、腹足類などの初期海洋生物の化石は数多く発掘されている。 しかしイェナ累層については、さらなる考古学的大発見も期待されている。実際、その下のロート層からは、現代のワニの祖先である主竜類の初期の例を含む爬虫類や魚類、昆虫の化石が大量に発見されているのだ! |
ジュディスリバー累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ モンタナ | 4 (ロジスティクス) | 04:00 | $225,000 | x2 x2 x1 糞石 $40,000 x2 水棲哺乳類の化石 $130,000 x1 金 $230,000 x1 $230,000 x1 | ジュディスリバー累層は、モンタナに位置し、ジュディスリバー層群のユニットの一種である。ベアパウ累層の下、クラゲット累層とパコウキ累層の上に堆積。その歴史は 7600 万年前、すなわち白亜紀後期にあたるカンパニアンまでさかのぼる。 エドワード・ドリンカー・コープのような初期のアメリカの古生物学者によって発見された恐竜に関連する歴史的重要性のある累層である。 この場所では魚類、両生類、ワニ類、トカゲや恐竜などの多様な動物相の化石が発見されている。 |
ジュラシック・コースト A | ヨーロッパ ┗ イギリス ┗ サウスコースト | 6 (ロジスティクス) | 04:00 | $380,000 | x8 x1 キノコ類の化石 $40,000 x6 $40,000 x2 ロジウム $90,000 x1 埋蔵された財宝 $640,000 x1 | イギリス南岸に沿って伸びるジュラシック・コースト累層は、デヴォンからドーセットまでおよそ 160 キロメートルの長さを誇る。19 世紀に数多くの発見をしたことで有名な化石収集者、メアリー・アニングが主に活動した地層である。 この地層は 1 億 8500 万年前にまでさかのぼり、海岸侵食により三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の岩石層が露出している。海岸における地すべりが、両生類やワニから翼竜や恐竜まで、非常に多種多様な化石を明るみに出している。 |
ジュラシック・コースト B | ヨーロッパ ┗ イギリス ┗ サウスコースト | 10 (ロジスティクス) | 07:00 | $1,120,000 | x4 x8 x3 x2 x4 キノコ類の化石 $40,000 x4 ロジウム $90,000 x1 | イギリス南岸に沿って伸びるジュラシック・コースト累層は、デヴォンからドーセットまでおよそ 160 キロメートルの長さを誇る。19 世紀に数多くの発見をしたことで有名な化石収集者、メアリー・アニングが主に活動した地層である。 この地層は 1 億 8500 万年前にまでさかのぼり、海岸侵食により三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の岩石層が露出している。海岸における地すべりが、両生類やワニから翼竜や恐竜まで、非常に多種多様な化石を明るみに出している。 |
カイパロウィッツ累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ユタ | 4 (ロジスティクス) | 02:30 | $48,000 | x4 x3 x2 キノドン類の化石 $40,000 x1 $40,000 x1 $40,000 x1 埋蔵された財宝 $640,000 x1 | カイパロウィッツ累層は、ユタ州南部のカイパロウィッツ平原にあり、グランドステアーケース及びキャニオンと共に、グランド・ステアーケース=エスカランテ国定公園の一部を形成している。堆積岩の地層で、白亜紀後期までさかのぼる。 古生物学者による発掘が行われたのは地層の 10 分の 1 にも満たないが、多くの種の起源がここにあることが判明しており、大多数は新種であった。このような多様性が実現した要因は、豊かな密集したジャングルの生態系にあると理論づけられている。つまり草食恐竜 (と、彼らを食べる肉食恐竜) は、あまり移動しなくても生きていくことができたということだ。こうして外部から孤立してきたため、独自の動物相と植物相が繁栄したのである。 |
カエンタ累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ユタ | 3 (ロジスティクス) | 02:30 | $95,000 | x3 x3 x2 節足動物の化石 $90,000 x1 $90,000 x1 オスミウム $110,000 x1 $110,000 x1 | カエンタ累層は、アメリカ西部にあるグレン・キャニオン累層群の一部である。ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州、コロラド州にまたがるこの地層は厚さ最大 120 m にもなり、初期のワニ形上目や両生類から恐竜まで多くの生物が化石となっている。 この地層が最も特徴的なのがユタ州であり、何千万年にもわたって砂岩、石灰岩、頁岩が小川から運ばれて堆積し、赤と茶色の広大な崖や岩棚を作り出している。 |
ケムケム層 | アフリカ ┗ モロッコ ┗ クサールエッスーク | 11 (ロジスティクス) | 07:00 | $850,000 | x3 x3 鳥類の卵 $130,000 x1 $130,000 x1 恐竜の卵 $390,000 x2 $390,000 x1 | ケムケム層はモロッコ南東部、アルジェリアとの国境地域に位置する。時代は白亜紀後期 (1 億 50 万年- 6600 万年前) までさかのぼり、主に赤褐色の岩で構成されている。 この累層は多様な大型肉食獣脚類の発掘で有名になった。しかしそのような評判にもかかわらず、当時の生態系は肉食恐竜が過密状態で生活しているといった状況では必ずしもなかった。獣脚類の歯は立派で保存状態がよく、一見数も多いのだが、実際の恐竜は生きていた時代が数百万年違った可能性もあるのだ。 |
カートランド累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ニューメキシコ | 5 (ロジスティクス) | 04:00 | $300,000 | x1 x1 x2 x5 x3 x2 カメの化石 $40,000 x2 $40,000 x1 $40,000 x1 皮膚の跡 $110,000 x1 $110,000 x1 | カートランド累層は、コロラド州とニューメキシコ州のサンフアン盆地に位置する。オホ・アラモ累層の下、フルートランド累層の上に堆積しており、その歴史は 7300 万年前、白亜紀後期のカンパニアンまでさかのぼる。もともとは 1916 年にバウアーによってカートランド頁岩と名づけられた。 河から沖積した泥と砂質堆積物、および西部内陸海路の海岸平野を排水した細流がこの累層を形成した。石炭とコールベッドメタンも見つかる。 ここでは 1910 年にケラトプス科の骨が初めて発掘されバーナム・ブラウンによって記述された。他の調査によって骨の断片が発掘され、1997 年にはニューメキシコ自然史科学博物館が重要な成果を上げ、ペンシルバニア州立博物館が広範な調査を行った。 この場所からは、魚類、翼竜、カメをはじめとしたさまざまな化石を採ることができる。北アメリカ南西部の最近の白亜紀の動物相の 1 つとして知られている。 |
ラ・アマルガ累層 | 南アメリカ ┗ アルゼンチン ┗ サパラ | 6 (ロジスティクス) | 02:30 | $51,000 | x4 x3 x1 サメの化石 $130,000 x1 $130,000 x1 $130,000 x1 | アルゼンチンの西海岸に沿って伸びるラ・アマルガ累層は、メンドーサ州、ネウケン州、リオネグロ州にまたがっている。厚さは約 160 m にもおよび、主に砂岩と泥岩から成るプエスト・アンティグアル部層、バニャードス・デ・カイチグエ部層、ピエドラ・パラダ部層で構成されている。 プエスト・アンティグアル部層は、多数の獣脚類の化石が発掘されたことで特によく知られており、この地帯の発掘を行ったことで多数のステゴサウルス科、ディプロドクス科、ティタノサウルス類の種族が発見された。 上部のローハン・キュラ累層、下部のアグリオ累層に挟まれているラ・アマルガ累層は、調査の結果、堆積物のない時期があった。つまり、この層の地質史には現時点でも不明な時期があるということだ。 |
ラ・ブシャール | ヨーロッパ ┗ フランス ┗ プロバンス=アルプ=コートダジュール | 4 (ロジスティクス) | 07:30 | $540,000 | x4 x3 x3 | ラ・ブシャールはフランス南部のプロバンスにあるアルク川流域に位置する累層で、約 8000 万年前から 7000 万年前の白亜紀後期まで遡る。ヨーロッパでは初となる小型肉食恐竜のピロラプトルの化石が発見されており、2 つの大陸が繋がっていた時代に北アメリカから移住したものと考えられている。 ラ・ブシャールは主に砂岩とアルク川流域に運ばれた河成堆積物で構成されている。1990 年に起きたオリンポス山の麓の森林火災によって発生した小規模な地滑りで累層が露出し、古生物学者の注目を集めることになった。 ピロラプトルの化石が最も有名な発見ではあるが、発掘調査によって草食恐竜のラブドドンといった様々な種類の恐竜の化石と原始的なワニやカメの化石も数多く見つかっている。 |
ラ・コロニア累層 | 南アメリカ ┗ アルゼンチン ┗ チュブト州 | 6 (ロジスティクス) | 04:00 | $270,000 | x4 x3 x3 オスミウム $110,000 x1 頭足類の化石 $180,000 x1 $180,000 x1 | ラ・コロニア累層はアルゼンチンのチュブ州北部にあり、白亜紀後期、すなわち約 7000 万年前まで遡る。専門家の間ではこの地域は当時ラグーンないし海岸平野的環境であり、温暖な気候で明確に雨季と乾季が存在していたと考えられている。 多くの功績を残した古生物学者ホセ・ボナパルテがこの地域で、保存状態が良好で形状も美しいカルノタウルスを発掘し、それがアルゼンチンで最も有名な恐竜発掘の一つとなった。回収された 1984 年当時、この化石は西半球で発掘された獣脚類恐竜のうち最も完全体の形状を維持している化石の一つと言われていた。また、ラ・コロニア累層には、その他にもトカゲ、ヘビ、亀、プレシオサウルスなどを含むさまざまな興味深い脊椎動物の化石が眠っている。 |
ラ・ウエルヒーナ累層 | ヨーロッパ ┗ スペイン ┗ カスティーリャ・ラ・マンチャ | 5 (ロジスティクス) | 05:30 | $440,000 | x4 x3 x3 | ラ・ウエルヒーナ累層は、白亜紀前期、約 1 億 2100 万年~ 1 億 2500 万年前の地層であり、スペイン中部、都市クエンカの近くに存在する。石灰岩と泥灰土で構成されており、最も分厚い場所は 100m に達し、トラガセテ累層とコントレラス累層にはさまれている。 この累層は数多くの古生物の化石が発掘されているだけでなく、その質の高さでも有名。発掘地の状態が化石の保存に適しているため、ラ・ウエルヒーナ累層で発見された標本の多くは全身が正しい配列で維持されている。そのおかげで専門家たちも当時の生態について容易に仮説を立てることができる。 ラ・ウエルヒーナ累層における最も重要な発見は、おそらくは雑食恐竜のペレカニミムスだろう。「ペリカンもどき」を意味する名前を冠するペレカニミムスは、1993 年に見つかった。ヨーロッパで発見された最初のオルニソミモサウルス類として有名であり、詳細な研究を進める一助となった。この累層で発見されたほかの属としては、コンカヴェナトル、イグアノドン、翼竜属のユーロペジャラなどが挙げられる。 |
ランス累層サイト A | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ワイオミング | 1 (ロジスティクス) | 04:00 | $120,000 | x2 x1 x2 x1 x1 x1 x2 x1 藻類の化石 $40,000 x2 イリジウム $110,000 x1 | ランス累層の名は、ワイオミング州ランス・クリークに由来する。この累層は、ミーティートス累層の上、フォート・ユニオン累層の下に堆積し、その歴史は 6900 万年前、白亜紀後期のマーストリヒチアンにさかのぼる。6900 万年前、ワイオミング州のアンモナイト海洋帯の上に堆積した。この累層は、K-Pg 大量絶滅境界まで広がっている。 この累層は主に砂岩で構成され、海洋生物の化石も見られることから、西部内陸海路沿いの海岸平野であったことが分かる。気候は、寒季のしるしがなく、恐らく亜熱帯であったと考えられる。 この場所からは何千もの化石が発見されており、恐竜はもちろん、両生類、カメ、ワニ、魚類、哺乳類が見られる。 |
ランス累層サイト B | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ワイオミング | 6 (ロジスティクス) | 04:00 | $400,000 | x3 x2 x1 x2 x1 x3 x2 x5 x2 x1 被子植物の化石 $40,000 x4 オスミウム $110,000 x2 頭足類の化石 $180,000 x2 | ランス累層の名は、ワイオミング州ランス・クリークに由来する。この累層は、ミーティートス累層の上、フォート・ユニオン累層の下に堆積し、その歴史は 6900 万年前、白亜紀後期のマーストリヒチアンにさかのぼる。6900 万年前、ワイオミング州のアンモナイト海洋帯の上に堆積した。この累層は、K-Pg 大量絶滅境界まで広がっている。 この累層は主に砂岩で構成され、海洋生物の化石も見られることから、西部内陸海路沿いの海岸平野であったことが分かる。気候は、寒季のしるしがなく、恐らく亜熱帯であったと考えられる。 この場所からは何千もの化石が発見されており、恐竜はもちろん、両生類、カメ、ワニ、魚類、哺乳類が見られる。 |
ランス累層サイト C | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ワイオミング | 13 (ロジスティクス) | 08:30 | $2,160,000 | x1 x1 x6 x3 x1 藻類の化石 $40,000 x3 被子植物の化石 $40,000 x3 | ランス累層の名は、ワイオミング州ランス・クリークに由来する。この累層は、ミーティートス累層の上、フォート・ユニオン累層の下に堆積し、その歴史は 6900 万年前、白亜紀後期のマーストリヒチアンにさかのぼる。6900 万年前、ワイオミング州のアンモナイト海洋帯の上に堆積した。この累層は、K-Pg 大量絶滅境界まで広がっている。 この累層は主に砂岩で構成され、海洋生物の化石も見られることから、西部内陸海路沿いの海岸平野であったことが分かる。気候は、寒季のしるしがなく、恐らく亜熱帯であったと考えられる。 この場所からは何千もの化石が発見されており、恐竜はもちろん、両生類、カメ、ワニ、魚類、哺乳類が見られる。 |
ララミー累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ コロラド | 5 (ロジスティクス) | 04:00 | $340,000 | x2 x2 x2 x1 x2 魚類の化石 $90,000 x2 $90,000 x1 両生類の化石 $130,000 x1 $130,000 x1 | ララミー累層はコロラド州北東部に位置し、アラパホー累層の下、フォックス・ヒルズ累層の上に堆積している。名前はコロラド州北東部における露頭に対して 1876 年にクラレンス・キングによって付けられた。この場所は 7000 万年前の白亜紀後期のマーストリヒチアン階から始まる。 この累層には砂岩、泥岩、粘土が含まれ、西部内陸海路の沿岸平野および湿地帯の堆積物も見られる。下部層は砂岩、粘土、そして石炭が含まれる。上部層は泥岩、砂岩、そして炭層が入っている。 数多くの恐竜の化石があるのはもちろん、このサイトには魚類、植物、ワニ、カメ、哺乳類の化石が眠っている。裸子植物と被子植物の花粉化石を含む重要な植物の発見もされてきた。頁岩と砂岩には被子植物、シダ、ヤシの葉の化石もある。この場所で針葉樹の化石は珍しい。 |
ロストバーロー峡谷 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ カリフォルニア州 | 4 (ロジスティクス) | 05:00 | $180,000 | x4 x3 x3 | カリフォルニア州モハーヴェ砂漠にあるロスト・バーロー・ギャップは、およそ 3 億 6 千万年から 3 億 8 千万年前のデボン紀中期から後期にかけて形成された。主に堆積岩のドロマイトで構成されているロスト・バーロー・ギャップ (ロスト・バーロー累層とも呼ばれる) は、濃い茶色をしており、上はティン・マウンテン石灰岩に、下はヒドゥン・バレー・ドロマイト層に挟まれている。 古生物学者は、様々な生物の化石をロスト・バーロー・ギャップで発掘してきた。その中心となるのは各種魚類である。中でも体長 10 メートル、体重 4 トンに達するダンクルオステウスは、デボン紀後期のこの環境における頂点捕食者だった。 この地層の一風変わった名前は、バート・シブリーという地元の山師が、いなくなったバーロー (アメリカ南西部に生息するロバの一種) を探しているときに金鉱を発見した話にちなんでいる。 |
ロウリニャン累層 A | ヨーロッパ ┗ ポルトガル ┗ ロウリニャン | 2 (ロジスティクス) | 02:30 | $80,000 | x2 x2 甲殻類の化石 $40,000 x1 イチョウの化石 $90,000 x1 | ロウリニャン累層はポルトガルの西海岸にあり、そこの自治体にちなんで名付けられている。この累層は 1 億 5000 万年前のジュラ紀後期から堆積している。 この場所は、米国のモリソン累層やタンザニアのテンダグル層で発見された動物相に似た動物相を有す。潮の影響を受けた河川や海嘯の堆積物も見られ、これは沿岸環境があったことを示す。 多種多様な恐竜の化石はもちろん、ここでは生痕化石や、恐竜の卵が発見されている。恐竜の卵は、アモレイラポルトノボ部層下部、プライアアズール部層、そしてボンバラル部層で発見された。多くの発見された卵は胚性材料を含み、今のところロウリニャン累層が最も古い竜脚類や獣脚類の胚を含む巣を有す。昆虫や哺乳類の化石も発掘された。 |
ロウリニャン累層 B | ヨーロッパ ┗ ポルトガル ┗ ロウリニャン | 8 (ロジスティクス) | 07:00 | $640,000 | x2 x2 x2 甲殻類の化石 $40,000 x2 イチョウの化石 $90,000 x1 パラジウム $500,000 x1 | ロウリニャン累層 A |
マーストリヒト累層 | ヨーロッパ ┗ オランダ ┗ マーストリヒト | 13 (ロジスティクス) | 08:30 | $2,280,000 | x2 x1 x2 ロジウム $90,000 x1 $90,000 x2 サメの化石 $130,000 x1 $130,000 x1 $130,000 x1 | オランダとベルギーにまたがるマーストリヒト累層は、白亜紀後期にまで遡る。白亜、泥灰土、石英で構成されており、オランダ南西部に位置する街マーストリヒトの市名にちなんで名付けられた。 メールッセン部層、ネクム部層、エマエル部層、シーパーズバーグ部層、グロンスフェルト部層、ファルケンブルグ部層、カンラーデ部層という、計 7 種類もの部層で構成されているこの累層からは、多数の恐竜、モササウルス科、哺乳類が発掘されている。ハウトヘム累層とグルペン累層の間を横たわっており、約 6600 万年から 7000 万年前のものだと考えられている。 |
マックンダ累層 | オーストラリア ┗ オーストラリア ┗ クイーンズランド | 4 (ロジスティクス) | 02:30 | $90,000 | x5 x1 x2 被子植物の化石 $40,000 x2 $40,000 x2 $40,000 x2 頭足類の化石 $180,000 x1 $180,000 x1 $180,000 x2 | マックンダ累層はオーストラリアのクイーンズランド州にある化石サイトだ。ウィントン累層の下、およびウードナダッタ累層、アラル累層、ウィルグンヤ累層の上に堆積し、1 億年前の白亜紀後期のセノマニアン階を形成し、ウィントン累層と関連がある。 この累層は、間に挟まれた砂岩、シルト岩、頁岩、石灰質頁岩で構成されている。海洋堆積物が浅い領域におかれることによって形成された。この時オーストラリアはまだ南極と繋がっており、気候が現在のものよりも穏やかで、暗い冬があったと考えられる。この領域はエロマンガ内海の沿岸の針葉樹林だった。 針葉樹などの植物が見られ、さまざまな恐竜の化石がこの場所で見つかっている。 |
マエヴァラノ累層 | アフリカ ┗ マダガスカル ┗ マジュンガ盆地 | 6 (ロジスティクス) | 04:00 | $270,000 | x4 x3 x3 イリジウム $110,000 x1 糞石 $40,000 x2 | マエヴァラノ累層はマダガスカル北西部のマジュンガ州にある。1895 年にフィリックス・サレテス軍医と、彼の参謀将校であるランディヨンが初めて調査を行った。7000 万年前、白亜紀後期のマーストリヒチアンから堆積している。この累層はベリヴォトラ層の下にあり、マロヴォアイ単層の上にある。 この累層は、半乾燥の気候で海が隣接する環境 (雨季もあったが) から、砂岩、粘土岩、シルト岩の堆積物で形成されている。広く浅い川とたくさんの植物の生えた氾濫原を支えていた。 この場所は、哺乳類、両生類、魚類、鳥類、ヘビ、ワニ形上目、哺乳類に加え、当時の頂点捕食者であった恐竜の化石が多く見つかっているサイトだ。 この累層で発見された肺魚の巣穴によって、古代の超大陸ゴンドワナに肺魚がいたという最初の証拠が与えられた。 |
ミンチンハンプトン | ヨーロッパ ┗ イギリス ┗ グロスターシャー州 | 5 (ロジスティクス) | 05:30 | $450,000 | x5 x4 x3 被子植物の化石 $40,000 x2 $40,000 x1 $40,000 x2 キノコ類の化石 $40,000 x2 $40,000 x2 $40,000 x1 | ミンチンハンプトンは、イングランドのグロスターシャー州にある小さな町で、今のところプロケラトサウルスの化石が唯一発掘されている土地の近くに位置する。20 世紀初頭に、ミンチンハンプトンの近くで新しい貯水池が掘られている最中に、プロケラトサウルスの頭蓋骨の一部が発見された。その土地は、イングランド南部の広範囲に広がるグレイトウーライト地層の一部を成している。 プロケラトサウルスは、おそらく 1 億 6800 万年前のジュラ紀中期にローラシア大陸北部に生息していたであろうと言われている。近年、最も古いティラノサウルス科の一種として分類された。 |
モリソン累層 A | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ コロラド | 5 (ロジスティクス) | 02:30 | $80,000 | x1 x1 脊索動物の化石 $40,000 x3 | コロラド州モリソンにちなんでその名が付いたモリソン累層は、1877 年、アーサー・レイクスによって初めての化石が発見された。この地域は 19 世紀末の化石戦争の重要な場所の 1 つだ。いくつもの層から成り、モンタナ州、ノース・ダコタ州、サウス・ダコタ州、ネブラスカ州、カンザス州にまたがる 150 万平方キロメートルの広大なエリアだ。地層は他の州にも広がっており、累層の歴史は 1 億 5600 万年前のジュラ紀後期にさかのぼる。 堆積物は河や氾濫原からの砂岩、泥岩、シルト岩、石灰岩で、大部分の領域がかつて乾燥気候であったという証拠がる。この気候はサバナ気候に似ているが、なじみ深い草の代わりに古代植物があった。 ここは北米で最も化石産出量の多いサイトの 1 つだ。重要な植物の化石とあわせて、昆虫、魚類、ワニ、トカゲ、貝の化石が発見されている。 |
モリソン累層 B | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ コロラド | 3 (ロジスティクス) | 04:00 | $320,000 | x2 x1 x1 x1 x4 x3 x3 脊索動物の化石 $40,000 x6 オスミウム $110,000 x1 | モリソン累層 A |
モリソン累層 C | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ コロラド | 8 (ロジスティクス) | 05:30 | $640,000 | x1 x1 x1 x1 x1 x1 レニウム $110,000 x1 脊索動物の化石 $40,000 x3 | モリソン累層 A |
モリソン累層 D | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ コロラド | 11 (ロジスティクス) | 07:00 | $960,000 | x2 x1 水生植物の化石 $230,000 x1 $230,000 x1 ロジウム $90,000 x1 | モリソン累層 A |
南雄累層 | アジア ┗ 中国 ┗ カン州 | 10 (ロジスティクス) | 05:30 | $680,000 | x4 x3 x3 サンゴの化石 $40,000 x2 鳥類の足跡 $90,000 x1 $90,000 x1 $90,000 x1 | 中国広東省に位置する南雄累層は白亜紀後期、およそ 6600 万年前まで遡り、国内でも有数の化石発掘量を誇る。 地層の厚さは 300 m で、多くの獣脚類、竜脚類、鳥脚類の化石のほか、初期のワニやカメの化石が発掘されてきたが、名が知れ渡った主なきっかけは、大型肉食恐竜の良質な保存状態にある。 岩石に酸化鉄が混ざっていると化石が暗い赤色になるが、その「暗い赤色の層」は主に砂岩、泥岩、シルト岩で構成されており、ジュラ紀の花崗岩の基盤を覆っている。 |
ナバホ砂岩累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ グレンキャニオン群 | 1 (ロジスティクス) | 02:30 | $40,000 | x4 x3 x3 | ナバホ砂岩累層はグレンキャニオン累層の一部で、アメリカ南西部のユタ州、コロラド州、ネバダ州、アリゾナ州にまたがって存在している。この地層がどの年代に属するかについては議論があるが、およそ 1 億 9 千万年から 2 億年前のジュラ紀前期にさかのぼると考えられている。 その名前からも推測できるように、ナバホ砂岩層は主に砂岩で形成されており、石灰岩やドロマイトも含まれている。この地層の厚さは最大で 700 m に達し、深いオレンジがかった赤色から薄っすらとしたピンク色まで、岩石の種類の比率の違いによって場所ごとに色合いが異なっている。 ナバホ砂岩層からは、小型の腐肉食動物であるセギサウルスや肉食獣脚類のディロフォサウルスなど、さまざまな属の恐竜が発掘されている。頭に 2 つのトサカがあることで知られディロフォサウルス (この名前は「2 つの隆起を持つトカゲ」を意味している) は、当時の北米において最大の恐竜属で、体長は 7 m ほどあった。 |
ネメグト累層 A | アジア ┗ モンゴル ┗ ゴビ砂漠 | 5 (ロジスティクス) | 04:00 | $180,000 | x1 x1 x5 x1 x1 x1 x2 x1 x4 x1 x2 x3 x3 藻類の化石 $40,000 x1 シダの化石 $40,000 x1 $40,000 x1 プラチナ $450,000 x1 | ネメグト累層 (ネメグツカヤ・スヴィタとしても知られる) はモンゴルのゴビ砂漠に位置し、バルン・ゴヨト累層の上に堆積している。正確には分かっていないが、この累層は少なくとも 7000 万年前の白亜紀後期のマーストリヒチアンまでさかのぼる。 頁岩および砂岩は、細流、河、湖、および氾濫原の名残りだ。この地域には広大な針葉樹林などの植物が繁茂していた。珪化木やナンヨウスギ科の化石から、この地域には広大な針葉樹林などの植物が繁茂していたことがわかる。堆積物は、多くの生命を保つことができる豊かな環境があったことを示している。湿潤環境であったと考えられる。 ここではワニ、カメ、魚類の化石が発見されている。少なくとも 2 種類の恐竜の卵の化石が発掘された。2007 年には大型の竜脚類の足跡の化石が発見された。 |
ネメグト累層 B | アジア ┗ モンゴル ┗ ゴビ砂漠 | 5 (ロジスティクス) | 05:30 | $360,000 | x7 x1 x12 x2 x1 x9 x2 x1 藻類の化石 $40,000 x3 シダの化石 $40,000 x2 | ネメグト累層 A |
ニオブララ累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ネブラスカ州 | 8 (ロジスティクス) | 07:00 | $960,000 | x1 x1 x1 x4 x3 x3 針葉樹の化石 $40,000 x1 $40,000 x1 $40,000 x1 アンモナイトの化石 $90,000 x1 $90,000 x1 $90,000 x1 | ニオブララ累層は北アメリカで広範囲に見られ、その構成はスモーキーヒルチョーク部層とフォート ヘイズ石灰岩部層から成る。西部内陸海路から流れてきた白亜と頁岩が何千万年にもわたって堆積している。 スモーキーヒルチョーク部層には、多数の水生動物類が西部内陸海路を泳ぎまわり有翼恐竜が滑空していた白亜紀後期にまで遡る、膨大な数の化石が眠っている。翼を持たない恐竜の化石もこの累層から発掘されており、研究者たちは洪水の際に死骸が海に流された結果であると考えている。 |
オックスフォード粘土層 | ヨーロッパ ┗ イギリス ┗ ウェーマス | 7 (ロジスティクス) | 05:30 | $600,000 | x4 x3 x3 x3 x3 x2 x3 x3 x2 皮膚の跡 $110,000 x1 $110,000 x1 銀 $130,000 x1 $130,000 x2 | オックスフォード粘土層は、ドーセットからヨークシャーまで広がり、イギリス南東部の大部分を占める累層だ。1 億 6600 万年前から 1 億 6000 万年前、すなわちジュラ紀中期から後期のカロビアンからオックスフォーディアンにわたる複数の部層が含まれる。ケラワーズ累層の上、ウェスト・ウォルトン累層の下に位置する。 この地域は泥岩、頁岩、石灰岩を含み、沿岸および海洋環境を主とする広範な環境を今に伝えるものとなっている。 特にケンブリッジシャーのオックスフォード粘土層下部では恐竜の卵が発見されている。魚類や無脊椎動物の化石も頻繁に見つかる。多くの化石はスチュワートビー部層上層とウェイマス部層から発見されている。 多くの海洋化石があり、これは大部分が海面下にあり、温かく栄養豊富な水で豊かな生態系が保たれていたことを意味する。より深海になると酸素が不足し、海底での捕食が減り、より多くの死体が化石となりえる。 |
パードネット累層 | 北アメリカ ┗ カナダ ┗ ブリティッシュ・コロンビア | 7 (ロジスティクス) | 05:30 | $600,000 | x1 x2 x3 | パードネット累層は、カナダ西部のブリティッシュコロンビア州にあるスクーラー・クリーク群を構成する 6 つの区画の一つで、今からおよそ 2 億 300 万年から 2 億 1600 万年前の三畳紀後期に形成された。厚さは最大で 137 メートルに達するこの累層は、主に石灰岩とシルト岩から成り、色は暗い灰褐色を呈している。 パードネット累層は、2004 年に新種の巨大魚竜が発見され、その分類をめぐって古生物学界で大きな論争が巻き起こったことで知られている。当初、その新種はショニサウルス属とされたが、後にシャスタサウルス科に分類され、シャスタサウルス・シカニエンシスと命名されたが、2013 年に元の分類に戻されたのである。 現在この化石は、公式にはショニサウルスとされているが、専門家の間では正しい分類をめぐって意見が分かれたままとなっている。だが、これが全長 20 メートル以上というこれまでに発見された中で最大級の海生爬虫類の化石であることは確かであり、パードネット累層の今後の発掘には大きな関心が寄せられている。 |
ピーエイ砂岩部層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ ワイオミング | 4 (ロジスティクス) | 02:30 | $54,000 | x4 x2 x2 甲殻類の化石 $40,000 x1 $40,000 x1 $40,000 x1 パラジウム $500,000 x1 | ピーエイ砂岩部層はフロンティア累層のサブユニットで、コロラド州北西部、アイダホ州南東部、モンタナ州南部、ユタ州北部、ワイオミング州西部にまたがる。この層はワイオミング州のビッグホーン盆地北東部にある。1 億年前、すなわち白亜紀後期に堆積した。 この地域の堆積物は主に灰色の砂岩で、頁岩 (灰色かつ炭素質) やベントナイトも見られる。この堆積物は西部内陸海路に繋がる河川によって積もったと考えらる。海洋泥岩に囲まれたいくつかの孤立した砂岩体から沿岸の諸島があったことがわかる。この結論はこの時代の波を示す証拠があることからも強調されている。 よく発見される物は、タラシノイデス (魚類やイソギンチャク等のさまざまな生物によって作られた巣穴) やズーフィコス (多毛類の動きや餌の摂取によって作られた遺物) 等の生痕化石や脊椎動物の歯だ。 |
ピエール頁岩 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ モンタナ | 10 (ロジスティクス) | 07:00 | $960,000 | x3 x2 x5 x1 x1 x1 x9 x2 x1 糞石 $40,000 x1 $40,000 x1 $40,000 x2 節足動物の化石 $90,000 x1 $90,000 x1 | ピエール頁岩層群はアメリカ合衆国のサウスダコタ州東部およびワイオミング州西部にある。白亜紀においては、この周辺は海洋環境である西部内陸海路の一部だった。 ピエールは頁岩、砂岩、ベントナイトで形成されている。この層群からは、プテラノドンの標本や、白亜紀に生息していた亀であるアーケロンを含む複数の化石が発見されている。 |
プロッティエル累層 | 南アメリカ ┗ アルゼンチン ┗ ネウケン州 | 8 (ロジスティクス) | 07:00 | $960,000 | x4 x3 x3 | アルゼンチンのネウケン地方とリオ・ネグロ地方で見つかったプロッティエル累層の年代は、およそ 8500 万年前の白亜紀後期にさかのぼる。厚さ 25 m に達するこの地層は、ネウケン群を構成する 7 つの地層の 1 つにすぎないが、粘土岩と砂岩の組み合わさっているため、淡褐色から濃いオレンジレッドまで、さまざまな色が見られる。 プロティエ累層からは、さまざまな動物にまじって、化石化した多くの恐竜の属が発見されている。特にノトコロススやペトロブラサウルス、巨大なアンタルクサトウルスなど、ティタノサウルス類の化石の多さでよく知られている。 体長 30 m 前後、体重 80 トン以上のアンタルクトサウルスは、あらゆる恐竜の中でも史上最大級の大きさを誇る。その名前 (Antarctosaurus) は南極大陸 (Antarctica) とは関係なく、ギリシャ語で「北のトカゲの反対」を意味しており、これは発見地であるプロッティエル累層の地理的な位置 (南米) に由来している。 |
プリンスクリーク累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ アラスカ州 | 4 (ロジスティクス) | 05:30 | $225,000 | x1 x1 x2 サンゴの化石 $40,000 x1 鳥類の卵 $130,000 x1 恐竜の卵 $390,000 x1 | プリンスクリーク累層は、アラスカに位置し、その歴史は 7800 万年前、すなわち白亜紀後期までさかのぼる。シュレイダーブラフ累層の上、サガバニールクトク累層の下に堆積。 この累層は温暖期に泥状の沿岸平野で形成されている。堆積物は主に砂岩と泥岩で、シルト岩や炭素質の頁岩なども含まれる。 この層では樹木、コケ、シダからの豊富な植物相の化石だけではなく、様々な鳥類や恐竜も発見されている。 |
赤色層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ テキサス州 | 4 (ロジスティクス) | 07:30 | $540,000 | x9 x2 x1 | テキサス州とオクラホマ州の赤色層は様々な堆積岩から成り、約 2 億 9000 万年前から 2 億 7000 万年前のペルム紀初期まで遡る。恐竜の化石の宝庫として有名であり、特有の赤色は地層の一部を形成する泥岩に含まれる酸化鉄によるものだ。 赤色層からは数多くの化石が発見されており、大災害によって一度に大量の恐竜が死んだものと考えられている。テキサス州のウィチタ累層に含まれるジェラルディン骨層の発掘では、ディメトロドン、ボロサウルス、エダフォサウルスの化石の他、ペルム紀初期に生息していた様々な海洋動物や植物の化石なども見つかっている。 アメリカ合衆国南西部の大部分を占める赤色層は、世界的に有名な古生物学者であるエドワード・ドリンカー・コープがよく訪れた発掘地だった。コープは赤色層を調査した初の古生物学者であり、生涯で 1,000 種類以上の新種を発見している。この中には 56 種類の恐竜も含まれており、これらの多くが赤色層で見つかっている。 |
ロムアルド累層 | 南アメリカ ┗ ブラジル ┗ セアラー州 | 5 (ロジスティクス) | 04:00 | $380,000 | x9 x8 x3 x1 x3 x1 x4 x3 x3 x1 x3 x1 シダの化石 $40,000 x1 $40,000 x1 $40,000 x2 ヘビの化石 $90,000 x2 $90,000 x1 パラジウム $500,000 x1 | ブラジル北東部に位置するロムアルド累層はサンタナ層の一部であり、白亜紀前期にまで遡る泥岩、石灰岩、頁岩の層で形成されている。ロムアルド累層の正確な年代は長く議論の的となってきたが、一般的な認識として約 1 億 1200 万年まで遡ると言われている。 この累層独自の化石化のおかげで、骨だけでなく軟体組織についても、これまでに最も良質な保存状態の化石が発見されている。多数の恐竜や翼竜を始めとするさまざまな属が発見されており、胃の中に魚の化石が入っている状態で保存されていたため、研究者は個々の属だけではなく相互関係も調査が可能となった。 |
スコラード累層 A | 北アメリカ ┗ カナダ ┗ アルバータ | 5 (ロジスティクス) | 04:00 | $160,000 | x1 x1 x1 x1 x2 x2 x2 針葉樹の化石 $40,000 x2 アンモナイトの化石 $90,000 x1 $90,000 x1 恐竜の足跡 $230,000 x1 | スコラード累層は、カナダ西側アルバータ州南西部にある堆積盆地の一部だ。この累層の名前はバッファロー・ジャンプ州立公園のスコラードキャニオンに由来する。パスカプー累層の下 (つい最近まではエドモントン層群の最上部として考えられていた) 、バトル累層の上に堆積しており、その歴史は 7000 万年前から 6600 万年前、すなわち白亜紀後期にあたるマーストリヒチアンと古第三紀にあたるダニアンまでさかのぼる。 ここでは、中生代白亜紀・新生代古第三紀 (K-Pg) 大量絶滅の時の堆積物が発見されている。つまり、下部は恐竜の終わりを示し、上部は哺乳類の始まりを示している。 この累層は砂岩、頁岩、そしてシルト岩で構成され、泥岩、炭層、そしてベントナイト粘土も見られる。 さまざまな種の恐竜、いくつかの哺乳類の標本、シダや針葉樹を含む植物の化石が発見されている場所である。 |
スコラード累層 B | 北アメリカ ┗ カナダ ┗ アルバータ | 10 (ロジスティクス) | 08:30 | $1,600,000 | x2 x2 x2 針葉樹の化石 $40,000 x1 恐竜の足跡 $230,000 x1 | スコラード累層 A |
石樹溝累層 | アジア ┗ 中国 ┗ 新疆ウイグル自治区 | 4 (ロジスティクス) | 05:00 | $180,000 | x4 x3 x3 x4 x3 x3 | 石樹溝累層は中国新疆ウイグル自治区にあり、ジュラ紀後期、すなわち約 1 億 6500 万年前 から 1 億 5500 万年前まで遡る。その構成は砂岩、泥岩、シルト岩、付近の火山活動による凝灰岩から成り、多種多様な恐竜の化石が発見されていることで有名だ。竜脚類、獣脚類、翼竜類の化石が数多く発掘されており、原始的なワニ類や両生類の化石も見つかっている。 石樹溝累層は「恐竜の墓場」としても知られている。これは、地層から大量の恐竜の化石が折り重なるように発見されたためだ。研究者たちは、大型の恐竜が泥浴びをしたことで深い泥沼が形成され、リムサウルスといった小型の恐竜が足を取られて抜け出せなくなったと考えている。 石樹溝累層からは 600 種類以上の化石が見つかっている。これらの多くは著名な古生物学者である楊鍾健による発見で、その中にはモノロフォサウルス、チンタオサウルス、マメンチサウルス、そして最も有名な恐竜であるティラノサウルス・レックスの祖先にあたるグアンロンの世界初の化石が含まれる。 |
石樹溝累層 | アジア ┗ 中国 ┗ 新疆ウイグル自治区 | 6 (ロジスティクス) | 04:00 | $380,000 | 石樹溝累層はおよそ 1 億 6 千万年前のジュラ紀後期の地層で、獣脚類の化石が数多く見つかることで知られている。この地層は中国北西部の新疆ウイグル自治区にある。主に泥岩で構成されているために赤みがかった色をしており、下層のカラザ累層と上層の西山窯累層に挟まれている。 この地層は、泥岩や砂岩のくぼみに恐竜の化石が大量に含まれている、いわゆる「死の罠」がいたるところで発見されていることで有名だ。専門家たちは、大型恐竜によって柔らかい地面が徐々に掘られ、小さな恐竜が這い上れなくなった結果だと考えている。 石樹溝累層からは多種多様な属の恐竜が発掘されている。特に多いのは獣脚類と竜脚類だ。中でも獣脚類のモノロフォサウルスやズオロン、竜脚類のマメンチサウルスは、全長が 35 m を超える史上最大級の恐竜である。 | |
シーディー・ダーウィー | アフリカ ┗ モロッコ ┗ クーリブカ | 8 (ロジスティクス) | 07:00 | $960,000 | x3 x4 x3 | 北アフリカのモロッコにあるクーリブカ市は、同国のリン資源埋蔵量の約 44% を占める大規模なリン鉱石の産出地である。クーリブカにあるリン鉱山の 1 つシーディー・ダーウィーは、古代のさまざまな化石が発掘されることで知られている。 その累層は主に灰色の石灰岩からなり、年代は約 7000 万~ 6600 万年前の白亜紀後期まで遡る。シーディー・ダーウィーの石灰岩中からは数多くの種類の古生物が発掘され、白亜紀後期翼竜の発掘例としては史上最大かつ最多種となる 7 種の翼竜 200 体の標本が発掘されている。 ニック・ロングリッチ、デビッド・マーティル、ブライン・アンドレスが行った調査により、およそ 5 m の翼長と水中の魚や海生爬虫類を捕える長いくちばしを持つバルバリダクティルスが史上初めて発掘されたのもこの地である。 |
スモークジャック粘土採掘場 | ヨーロッパ ┗ イギリス ┗ サリー | 6 (ロジスティクス) | 04:00 | $270,000 | x2 x2 x2 鳥類の卵 $130,000 x1 $130,000 x1 | スモークジャック粘土採掘場はイギリスのサリー群に位置し、イギリス南部の広範囲に広がる白亜紀前期の地層、ウィールド粘土層群の下層部が見られる。 この場所の名が広まったのは 1983 年、化石ハンターのウィリアム・ウォーカーが恐竜の巨大な爪を発掘し、それがイギリス史上最も完全に近い恐竜標本の発見につながった。この新種は、重量のある爪と最初の発見者の名にちなみ、バリオニクスと名付けられた。また、これは世界で発掘された化石のうち、最も良好な状態のスピノサウルス科の化石の一つでもあり、スコミムスなど、類似した恐竜の研究にも役立つ発見となった。 スモークジャック粘土採掘場は、さまざまなワニの歯や糞石を含む爬虫類化石が発掘されるウィールド粘土層の土地としても有名である。他にもサメや魚、昆虫や軟体動物などの化石も見つかっている。近年では、大型獣脚類の歯らしき化石が見つかり、この土地にまだまだ多くの化石が眠っている可能性を示している。 |
スモーキー ヒル チョーク | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ カンザス | 10 (ロジスティクス) | 07:00 | $640,000 | x4 x3 x3 x1 x1 脊索動物の化石 $40,000 x1 $40,000 x1 $40,000 x2 カメの化石 $40,000 x1 $40,000 x1 | スモーキー ヒル チョーク部層とフォート ヘイズ石灰岩部層は合わせて白亜紀後期のチョーク層であるニオブララ累層を構成し、ここからは多くのプテラノドンの化石が発見されている。層が形成された時期のこのエリアは付近に島のない深海であった。そのために、ニオブララ累層から産出される化石のほとんどはモササウルス等の海生爬虫類であるが、非鳥類型恐竜の発見例もある。これらの恐竜は洪水と潮流によって外洋まで運ばれてきたとの説がある。 |
ゾルンホーフェン累層 | ヨーロッパ ┗ ドイツ ┗ ケールハイム | 5 (ロジスティクス) | 05:30 | $570,000 | x2 x2 x1 ヘビの化石 $90,000 x1 オパール化した化石 $130,000 x1 | ゾルンホーフェン累層は現在のドイツ・バイエルンで発見され、主に石灰岩で構成されている。この周辺では、大抵は採掘中に意図せずして、複数の標本が見つかっている。 このジュラ紀の石は、複数の海水礁湖がある沿岸環境を示している。これは、腐食動物によって破壊されていたであろう、脆い微生物を保護してきた。 |
テイントン石灰岩層 | ヨーロッパ ┗ イギリス ┗ オックスフォードシャー | 11 (ロジスティクス) | 07:00 | $850,000 | x4 x3 x3 クルロタルシ類の化石 $40,000 x1 $40,000 x2 魚類の化石 $90,000 x1 | イギリスのオックスフォードシャーにあるテイントン石灰岩層は、世界最古に名付けられた非鳥類恐竜、メガロサウルスを含む多種多様な恐竜の化石が堆積していることで有名である。 主に石灰岩、砂岩、泥灰土で構成されており、起源はジュラ紀中期、すなわちおよそ 1 億 7000 万年前まで遡る。ハンペン累層およびラトランド累層とフラー土、シャープス・ヒル累層およびホースヘイ砂層の間にあり、テイントン石灰岩層の地域には他にも初期の哺乳類や魚類が生息していた。 |
テガマ単層 | アフリカ ┗ ニジェール ┗ テネレ砂漠 | 8 (ロジスティクス) | 07:00 | $840,000 | x4 x3 x3 x5 x4 x3 x4 x3 x3 糞石 $40,000 x2 $40,000 x1 節足動物の化石 $90,000 x1 $90,000 x1 金 $230,000 x2 | テガマ単層はニジェールのアガデス近郊にあるエルハス累層の構成要素だ。その歴史は 1 億 2000 万年前、白亜紀前期のアプチアン階までさかのぼる。 主に粗い砂岩で形成されている。この地域はかつて緑豊かな湿地の環境であったと思われる。 スピノサウルス科の大型恐竜であるスコミムスが発見されたことで有名なサイトだ。この種の正基準は 1988 年にポール・セレーノによってここで発掘された。この地域には化石化した植物や無脊椎動物と脊椎動物 (恐竜やワニ形上目など) の化石もある。脊椎動物の化石のほとんどが基底チャネルラグ堆積物の中にある。 |
テンダグル累層 | アフリカ ┗ タンザニア ┗ ムトワラ州 | 4 (ロジスティクス) | 02:30 | $38,000 | x3 x3 x2 クルロタルシ類の化石 $40,000 x1 $40,000 x1 $40,000 x1 | テンダグル累層はタンザニアに位置し、1906 年、ベルンハルト・ウィルヘルム・サトラーによって化石が初めて発見された。1 億 5000 万年前のジュラ紀後期から堆積してい。名前は、骨が初めて認定されたテンダグル丘に由来する。知られているジュラ紀後期の岩層の中で最も大きいものの 1 つだ。 この累層は砂岩や頁岩の堆積物を有し、陸上起源だ。水路、川、水たまりのある半乾燥気候だったと考えられる。ここにはシダ、ソテツ、および針葉樹を含む豊富な植生があった。白亜紀になるにつれて気候はより湿潤になった。 主に種と多様性が共通していることから北アメリカのモリソン累層に類似する場所とみなされている。 恐竜の卵や化石がこの場所で発見されている。 |
髫髻山累層 | アジア ┗ 中国 ┗ 遼寧 | 8 (ロジスティクス) | 07:00 | $820,000 | x8 x1 | 中国北部の河北省と遼寧省にまたがる髫髻山累層は、恐竜の骨が多く見つかることで知られている。およそ 1 億 5,300 万年から 1 億 6500 万年前のジュラ紀中後期の地層で、主として火山岩である安山岩で構成されているため、灰色を帯びているのが特徴である。厚さは 2,420 m に達し、土城子累層と后城累層が重なり、その下には海房溝累層がある。 この地層は化石の量だけでなく質でも有名で、発掘調査によって完璧に近い骨格が出土することも多く、恐竜、翼竜、トカゲ、キノドン類、節足動物などが良好な状態で発見されている。 この地層からは翼竜のジェホロプテルスが発見されたほか、ヘテロドントサウルス科のティアンユロングや、鳥に似たアンキオルニス科の恐竜 (アンキオルニス、シャオティンギア、アウロルニス) なども見つかっている。専門家は、ジュラ紀中期のこの地域は温暖かつ湿潤な気候で、多様な動物が生息するのに最適な環境だったと考えている。 |
トゥーレブック累層 | オーストラリア ┗ オーストラリア ┗ クイーンズランド | 4 (ロジスティクス) | 07:30 | $540,000 | x4 x3 x3 魚類の化石 $90,000 x1 カメの化石 $40,000 x1 $40,000 x1 サメの化石 $130,000 x1 | トゥーレブック累層は白亜紀前期の地層で、主に石灰岩で構成されている。この地層は、現在のオーストラリア北東部のクイーンズランド州に位置する。 クイーンズランド州のヒューエンデンという町では、乾燥した気候のために植物が少ないこともあり、多くの化石が発見されたことを記念して「ヒューエンデン恐竜フェスティバル」が開催されている。 |
トゥグル層群 | アジア ┗ 中国 ┗ 新疆ウイグル自治区 | 4 (ロジスティクス) | 05:00 | $180,000 | x4 x3 x3 x4 x3 x3 恐竜の足跡 $230,000 x4 $230,000 x2 $230,000 x1 | トゥグル層群は、中国北西部のモンゴル国境付近に位置する白亜紀の地層で、ジュラ紀のカラザ層の上に位置している。 ここでは、陸生恐竜、原鰐類、翼竜などの骨格や足跡が数多く発見されている。当時、この地域は湿地帯や川辺の環境であったと考えられている。 |
ツイン山地累層 | 北アメリカ ┗ アメリカ ┗ テキサス州 | 11 (ロジスティクス) | 07:00 | $1,100,000 | x3 x2 両生類の化石 $130,000 x1 $130,000 x1 $130,000 x1 恐竜の足跡 $230,000 x1 $230,000 x1 $230,000 x1 | ツイン山地累層はテキサス州北部に位置し、アメリカのその他 5 つの州の地下にも広がるトリニティ地層の一部を成している。この累層は主に砂、粘土、礫岩から構成されている。その名はテキサス州のスティーブンビルという都市付近の 2 つの小さな山に由来し、そのエリアの地層の厚さはおよそ 50 メートルだ。ツイン山地累層は、恐竜の足跡の発見地として有名なグレンローズ累層の一部の下にある。 ツイン山地累層ができたのはおよそ 1 億 1500 万年前の白亜紀前期で、竜脚類や獣脚類と思われる化石がいくつも発見されている。また、アクロカントサウルスの頭蓋骨の一部も発掘された。 |
ウドゥルチュカン累層 | アジア ┗ ロシア ┗ アムール州 | 6 (ロジスティクス) | 05:30 | $510,000 | x4 x3 x3 藻類の化石 $40,000 x2 $40,000 x2 | ウドゥルチュカン累層はロシア南東部に位置するツァガヤン層群の一部である。ブレヤ累層の下、クンドゥル累層の上に堆積。その歴史は 7200 万年前から 6600 万年前、すなわち白亜紀後期にあたるマーストリヒチアンまでさかのぼる。 この累層は主に泥岩、礫岩および砂で構成されている。 このエリアの骨層はハドロサウルス科の様々な種の化石があることで有名だ。 |
フォッゼンフェルト累層 | ヨーロッパ ┗ オランダ ┗ ヘルダーラント | 4 (ロジスティクス) | 07:30 | $540,000 | x6 x1 | フォッゼンフェルト累層は、西ヨーロッパの大部分に広がっているロウアー・ムシェルカルク シーケンスの一部で、オランダ東部に位置するドイツ国境に近い小さな町、ウィンタースウェイクで見ることができる。形成されたのは約 2 億 4200 万年から 2 億 4700 万年前の三畳紀中期である。 石灰岩と泥岩から成るこの地層は、多種多様な動植物が封じ込められていることで知られており、古代の爬虫類、魚類、両生類、昆虫、植物の様々な化石が発見されている。 最もよく見つかるのは、現代の海洋トカゲに似た外観を持つ初期の水生爬虫類であるパキプレウロサウルス科とノトサウルス科の化石だ。このうち前者の成体は体長 1 メートルほどで、オール状の手足と長い尾を持ち、泳ぎの速さによって外敵から身を守っていた。一方、後者はより大きく、体長 3 メートルほどになった。 |
ウィントン累層 | オーストラリア ┗ オーストラリア ┗ クイーンズランド | 8 (ロジスティクス) | 07:00 | $840,000 | x4 x3 x3 | ウィントン累層は、オーストラリア東部のローリング・ダウンズ層群の一部を構成し、多様な化石が含まれていることで注目されている。この累層からは、ディアマンティナサウルス、サバナサウルス、アウストラロヴェナトルなどの恐竜のほか、さまざまなワニ類や翼竜が発掘されている。 体重 10 から 15 トンのティタノサウルス「ウィントンノーティタン」の名前は、発掘されたこの累層が由来となっている。ウィントンノーティタンは、地主のキース・ワッツ氏によって発見され、肩甲骨、多数の脊椎骨、腰の一部などの化石が発掘された。オーストラリアで発見された 2 頭目の白亜紀竜脚類であり、特に重要な発見であった。 この累層は、約 9500 万年前から 9800 万年前の白亜紀の砂岩、粘土岩、シルト岩で構成されている。厚さが 400m 以上あるところもあり、これほど多くの堆積物が残ったのは、大きな川がウィントン累層を通っていたからに違いないと研究者は考えている。ウィントン累層からは、古生物だけでなく、木生シダや針葉樹、被子植物など、さまざまな植物が生息していたことがわかっている。 |
辛格庄累層 | アジア ┗ 中国 ┗ 諸城 | 8 (ロジスティクス) | 07:00 | $1,080,000 | x5 x4 x3 皮膚の跡 $110,000 x1 $110,000 x2 銀 $130,000 x2 | 辛格庄累層は、山東省の諸城市の近くに位置する。白亜紀後期にできた王氏層群の一部である。 ここでは、二匹のハドロサウルスとティラノサウルス科の化石とともに、新属であったシノケラトプスの頭蓋骨とフリルの一部が発掘された。シノケラトプスは、今のところ中国で発掘されている唯一のケラトプス科の恐竜だ。辛格庄累層で発掘された恐竜は、川や氾濫原、沖積扇状地のある地域で生活していた可能性が高いとされている。 |
義県累層 | アジア ┗ 中国 ┗ 遼寧 | 4 (ロジスティクス) | 07:50 | $570,000 | x3 x3 x2 x4 x3 x3 | 中国北東部の遼寧省にある義県累層は、およそ 1 億 2,500 万年前の白亜紀前期の地層で、ここから発掘される化石の質の高さは古生物学界ではつとに有名だ。主に玄武岩で構成されており、上を九佛堂累層、下を大北溝累層と土城子累層に挟まれている。 この累層から保存状態の良い化石がしばしば発見されるのは、湖水爆発 (深い湖から噴出した有毒な二酸化炭素の雲によって動物が窒息死する、きわめて珍しい自然災害) によって化石の保存に最適な条件が作り出されたためであろうと研究者たちは考えている。 この地層には、大型の肉食恐竜であるティラノサウルス科のユウティラヌスにはじまり、コンプソグナトゥス科の羽毛を持つ小型恐竜であるシノサウロプテリクスまで、あらゆる形態と大きさの恐竜の化石が大量に含まれている。実際、義県累層からは竜脚類、獣脚類、鳥盤類はもとより、翼竜、爬虫類、哺乳類、魚類、各種植物にいたるまで、多種多様な化石が出土しており、古生物学における一大発掘場所となっている。 |
漁亮子累層 | アジア ┗ 中国 ┗ 黒竜江 | 7 (ロジスティクス) | 07:00 | $1,400,000 | x7 x5 x4 x4 x3 x3 節足動物の化石 $90,000 x5 $90,000 x1 オスミウム $110,000 x1 $110,000 x1 | 漁亮子累層は中国の黒竜江省の近くに位置する。太平林場累層の下に堆積し、6900 万年前の白亜紀後期のマーストリヒチアン階にさかのぼる。 この累層における発掘場のうち特に発掘量が多いのは嘉蔭とウラガだ。この累層は主に河成堆積物を含む砂岩や泥岩から成る。礫岩も見つかる。これらは運河や湖や池の存在を示している。また、粗い流路埋積物が川の存在を示している。 この地域の恐竜の化石は、その多くがハドロサウルスだが、他の化石も発掘されている。 |
自流井累層 A | アジア ┗ 中国 ┗ 大山鋪鎮 | 6 (ロジスティクス) | 05:30 | $425,000 | x4 x3 x3 x4 x3 x3 甲殻類の化石 $40,000 x2 サメの化石 $130,000 x2 パラジウム $500,000 x1 | 自流井累層は中国大山鋪鎮累層のサブユニットで秭帰県盆地に位置する。1970 年代に初めて、この場所から化石が発見され、その歴史は 1 億 6800 万年前のジュラ紀中後期までさかのぼる。 熱帯淡水湖であったと考えられる地域に 300 個の獣脚類と竜脚類の足跡の集合が発見された。1977 年に、古竜脚類と竜脚類との間の進化上の繋がりとなり得る恐竜の化石が発掘された。 この地域はかつて密林で、湖に流れ込む大きな河があったと考えられている。 ここでは両生類、カメ、海生爬虫類、魚類をはじめとする化石が発見されている。 |
自流井累層 B | アジア ┗ 中国 ┗ 大山鋪鎮 | 6 (ロジスティクス) | 07:00 | $850,000 | x5 x4 x3 x7 x5 x4 甲殻類の化石 $40,000 x6 パラジウム $500,000 x1 | 自流井累層 A |